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もうひとこと:2010年8月号「The労使紛争交渉人」取材後記 今回は、硬派の社労士・滝口修一さんでした。だいたい、社労士といえば、経営側に立つものです。経営側だけの情報で労使紛争を判断していく場合が少なくないのですが、滝口さんはずいぶんと会社員の側にも配慮した発言をされていました。これは、立場上、なかなか難しいことのように感じます。こういうコンサルタントこそ、必要なのではと思った次第です。 もうひとこと:2010年7月号「The労使紛争交渉人」取材後記 雪竹氏は、人と「ほどよい距離」をとれる方であるように思えた。こちらの質問に、少々強い口調で答えかと思うと、その直後にさりげなく、笑う。さらに、専門的な話をしてまた、さりげなく笑う。笑顔をタイミングよく、話の流れの中で盛り込んでいく。そうすることで、自分の考えを分かりやすく相手に伝えていく。時折、ひとりで話をしてひとりでそれを終えていく弁護士がいるが、氏は、そのような人とは相当に違う。近い将来、この事務所や労働弁護団を代表する弁護士にきっとなるのだろう。歴史のある、古風な事務所を出たあと、そう思った。 もうひとこと:2010年5月号「人事プロフェッショナル」取材後記 コンサルティング会社・トランストラクチャ代表の林明文さんに取材をさせていただきました。人事部の構造改革を唱えておらえるコンサルタントです。私も、日本企業の「曖昧なもの」には寒気がする思いがあります。採用、研修、配置転換、評価、育成、リストラなど、どれをとっても曖昧さが付きものです。曖昧さを放置しておくと、結局は禍根を残します。少しでもクリアにしないと、この国の企業は弱くなると思いますね。その意味で、大いに人事の世界に問題提起をしていただきたいと願います。 もうひとこと:2010年4月号「The労使紛争交渉人」取材後記 名古屋市へ取材で行くのは半年ぶりのこと、女性ユニオン名古屋の坂喜代子さんを1時間半ほど、インタビューさせていただきました。取材の帰り、2人で名古屋駅まで向かったのですが、駅前には巨大なビルがいくつも並んでいました。名古屋って、こんなに栄えていたなんて気がつきませんでした。また、小学1年までここで生まれ育ったこともあり、何となく、懐かしいような思いが昔の風景とともに去来しました。坂さん、どうもありがとうございました。 もうひとこと:2010年3月号「人事プロフェッショナル」取材後記 憧れのコンサルタント、野口吉昭さんと取材で会うことができました。通常、コンサルタントは、学歴が立派ですが、現場のことをさほど知りません。その点、野口さんは現場のことを実によく把握されています。かつてガンになったこともあるようで、これほど優秀な人だとガンも逃げ出してしまうのでしょう。最後に握手をしていただき、感無量でした。 どうもありがとうございました。 もうひとこと:2010年2月号「The労使紛争交渉人」取材後記 第三者機関を取材し、それを原稿にする。そして事実関係の確認のために先方に連絡をとると、付随してかなりの直しが入ることがある。事実関係の誤りというよりも、小説のようにフィクションにしたいのではないかと思われるほどだ。ここまでくると、限りなく検閲に近い。その点で、今回の労働局はほとんど直しがなかった。今後もそうあってほしい。 もうひとこと:2010年1月号「人事プロフェッショナル」取材後記 寺崎さんが取材時に何度か話されていた言葉が、「本質論」。たしかにコンサルタントの中には、やたら、横文字を並べるけれど、たいしたことを言っていない人がいる。むしろ、そのほうが多いようにも思える。この世界は学歴は立派で、プレゼンテーションは優れている人が多い。だけど、中身は……。寺崎さんの言葉には、もしかすると、そんな意味もあるのかなと思った取材です。次回も、大物コンサルタントを取材します。 もうひとこと:2009年12月号「The労使紛争交渉人」取材後記 三田労働基準監督署を取材しました。 90年代後半に何度か訪れたことがありますが、入り口付近の看板には、いつも威圧感を感じます。 法律を守らせるとりでなので、当然なのでしょうけれど。 監督官も忙しそうでした。それだけ、法を守らない会社が増えているのでしょうね。考え込んでしまう取材でもありました。 もうひとこと:2009年11月号「人事プロフェッショナル」取材後記 小林社長のオフィス近くには、日本マンパワーの本社がある。じつは、この会社とは何度か仕事をする機会があった。個人事業主である私と、早い段階から契約書を締結したりするなど、たいへん誠実な印象を受けた。出版関連の会社の中では、相当に珍しい。そこで働く社員からは、品も感じた。今回、取材でお会いした、小林社長からも、そのようなオーラを感じた。日本マンパワーOBであることも、その理由の1つなのではないだろうか。 組織は人をつくる、というが、まさにそのとおりである。取材時も、わかりやすく丁寧に話をしていただいた。その話の中で、小林社長が以前は、社会保険労務士の起業塾であった「SVC」を運営していたことを教えられた。私も、1990年代後半、当時、急速に普及したインターネットを使い、何度か、この塾のホームページなどを見たことがある。その主宰者が、目の前に現れていることを思うと、何かの因果とも思えた。あの頃は、私はまだ会社員で、上司とのあつれきで苦しんでいる時期だった。あれから、10年が経つ。早いといえば、それまでだが、それなりの時間でもあったように思える。帰りの神田のオフィス街は、もう秋の気配だった。 もうひとこと:2009年10月号「The労使紛争交渉人」取材後記 今回は、東京都の労働相談情報センター(旧 労政事務所)を取材しました。関係者のみなさま、どうもありがとうございました。ここは、労使間のトラブルを解決するために、法的な強制力がない組織です。ですから、一部の労働組合役員や弁護士は、「いざというときに、労働相談情報センターは頼りにはならない」と言います。私は、ここの相談員は、会社に対し、粘り強く交渉するなど、けっして弱い組織ではないように思います。取材時に印象的であったのは、「労働相談情報センターから連絡が入っても、さほど悪びれた様子がない会社がある」という言葉です。本来、第三者機関から連絡が入れば、うろたえてもよさそうなのに・・・。やはり、不名誉なことでしょう。こうした会社が存在すること自体、考えさせられてしまいます。センターの中にある相談室の前の廊下を歩くと、ため息が出てきます。なんか、重苦しい雰囲気なんですね。私が経営者でしたら、こんなところに呼び出しは受けたくないな、と感じます。やはり、会社の中で起きる問題は社内で決着を図りたいもの。多くの経営者・人事担当者は、わざわざ、よその人が入ってきて、「あっせん」などをされると、プライドもメンツもずたずたと考えるでしょう。ですので、時折、経営者の中には、相談員に反論などをしてくることもあるようです。いちばん考えされられたのは、会社が同席させる社会保険労務士の中には、あっせんなどのことをあまり心得ていない人がいること。これは、大きな問題でしょう。記事を読んでいただくと、労働相談情報センターの仕組みが見えてきたかと思います。参考になれば幸いです。なお、近く、セクシャルハラスメントなどで会社と闘う、東京労働局を取材します。ご期待ください! |